「凛にはいずれ・・・俺の口からおふくろの話はしないといけないと思ってたが・・・最悪の形で、タンポポ野郎から大ウソを交えて、暴露されるとは思わなかった。」
「たんぽぽ??口ひげじゃなくて??」
「タンポポは、『種の綿毛』を飛ばすだろう?ヤンキー用語じゃ、そう言うんだよ。」
「あ、なるほど。」
「元皇族様が、義理の母親に心酔してたのは知ってたが・・・ありゃあ、病気だぜ。実母から、十分な愛情をもらえなかったから、その弱点をつかれて洗脳されちまってる。まあ、助ける義理はないから、一生そのままでいろって感じだけどな!」
「瑞希お兄ちゃん・・・たくさん、嫌な思いをしてきたんじゃないですか?」
「・・・良いことはなかったな。ぶっちゃけ、あんな奴らが皇室の身内かと思うと―――――――――無職でヒモ体質の借金持ちのいじめっ子男と、娘の結婚を認めた娘の親父には、はらわた煮えくりかえってるぜ・・・!!」
「僕、天皇御一家と、常陸宮様ご夫婦と三笠宮百合子様と高円宮様親子は好きなのですが?」
「それでいいんだよ!!よくわかってるじゃねぇか、凛!!さすが、俺の弟だぜ!!」
ニヤリと不敵に笑う姿は、いつもの瑞希お兄ちゃんだった。
(よかった・・・!通常運転に戻られた・・・!!)
その姿に安堵していれば、私の好きな人は言った。
「この際だから、凛には、皇室と皇族について、はっきり俺の考えを伝えておく!!」
「え?な、なんでしょうか?」
「凛、俺は今上御一家を守る。」
「えっ?今の天皇陛下御一家をですか?」
守らなくても、日本国が総力を挙げて守られている存在じゃないの?
(なぜ、あえて言葉にして宣言するのだろう・・・?)
そんな疑問は、瑞希お兄ちゃんの次の言葉で解決した。
「小和泉元総理が強行突破で、皇室典範改正してくれたおかげで、女性皇太子が、将来の女性天皇の実現が現実になった!!けど、今上陛下の弟と、その妻と、上皇妃は、弟のところの・・・皇族唯一の男子の盗作のプリンスを天皇にすることを諦めていない!!」
〔★彼は高嶺のヤンキー様シリーズはフィクションのため、現実世界と異なる点があることをお許し下さい★〕


