「この者は、外務省アジア課に勤めるキャリアウーマンで、名を『メカラ』と言い、彼女が連れている男の子は、その息子で名前を『カムナン』と申します。」
「はじめして、お義母様、お義父様。」
「お会いしたかったです。おばあ様、おじい様。」
「二三人!!!お、おおおおお、お前はまだタイに愛人が!!?」
「し、仕方ないだろう!?相性がよかったんだよ!!」
「檜扇のお義母様、ここにいる『メカラ』を第3夫人にして、息子の『カムナン』も認知して下さい。」
「え!?第3夫人??第2夫人じゃないのですか??」
「第2夫人は私よ!!」
思わずつぶやいた私の言葉に、返事が返ってくる。
「あなたは!!?」
返事をした相手・・・その人物を見て、私は思わず叫んでいた。
「シリラットさんと、息子のバークリックさんと娘のマニーラットさん!!?」
「また会ったわね、凛道蓮♪」
「凛道蓮、お前なかなか強いな?気に入ったぜ♪お前もムエタイしてみろよ!」
「前はジュースをかけてごめんね♪日本人として、水に流して仲良くしましょう♪」
「え・・・?」
どういうわけか、親子3人ものすごく機嫌がよかった。
それも、私に対して超友好的になっていた。
(な、なにがあったの??)
戸惑っていれば、老害が声を上げる。
「二三人!!帰国させたんじゃなかったのか!!?わしにした報告はウソだったのか!?」
「いや、父さん、これにはわけが~」
「まだいますよ、お義父様~♪私達~二三人に~引き留められていたの~♪親子水入らずで過ごしたいって♪お金もいっぱいくれたし、夫婦で熱い夜も過ごしたわぁ~♪」
「な、なんじゃと!?」
「二三人!?」
「お、落ち着いて、父さん、母さん!!か、かわいそうだったから~」
ゴニョゴニョ言う口ひげ超エロ親父をよそに、兄妹は生き生きと話す。


