「二三人!!二三人!!二三人!!お前は!!お前はそんな嘘をついていたのかぁ――――――!!!私達が反対しているなんて嘘をっ!!!」
檜扇湖亀は激昂すると、ベッド周りにあるテッシュ箱や菓子箱や本を、手あたり次第大馬鹿息子に投げつけていく。
「い、痛い痛い!!痛い!痛いよ!!母さん!!」
「やめて!二三人をいじめないで、檜扇のお義母様!!やめないと、持ってきた臓器を、貴女に移植しないで持ち帰ります!!」
「ひっ!!?それだけはやめて!!」
女王の言葉で、ピタリと攻撃をやめる極悪悪女。
「檜扇のお義母様・・・どうやら誤解があったと・・・思って良いのでしょうか?」
「もちろんだよ!!もちろんです!!ラポン女王、あなたと二三人の関係を、子供の存在を知ったのも、私は今日が初めてですよ!!」
「でしたら、わたくしの息子2人の存在を―――――――許してくれますか?認知してくれますか?」
「ゆ、許すも!!許すも何も!!認知させてちょうだい!!」
「さあ、あなた達も、檜扇のおばあ様にお願いしなさい。」
「おばあ様、私は『チャクリ』と言います。どうか私を認めて下さい。おばあ様を大切にします。お願い申し上げます。」
「僕は『チャナ』です、おばあ様。どうかクロ―プクルアに・・・家族にして下さい。」
「わたくしの子供達を、認知してくれますね?」
「もちろんだよっ!!!そうでしょう、旦那様!!?」
「あ・・・ああ。大賛成だ・・・。」
喜々とする檜扇湖亀と、話について行けなくてボー然とする達比古教授。
「ありがとうございます、檜扇のお義母様!!」
「「ありがとうございます、おばあ様!!」」
「いーの、いーの!!私は子供が大好きなの!!一人二人、10人、20人増えても、大歓迎だよ!!」
「ほほぅ~ならば、こちらの方々も認知してもらえそうですね、ラポン女王。」
「へ!!?こちらの方々・・・だって!!?」
「そうね、伊織。入ってらっしゃい!!」
女王の言葉で入ってきたのは、ロングヘアの美人さんと私ぐらいの男子。
「檜扇のお義母様、この者は二三人の側室です。どうか、側室の子供も認知して下さい。」
「「側室!!?」」
目を見開く極悪老害夫婦に女王様は説明をする。


