「どういうこと!?二三人君!?」
「い、いや、これは何かの偶然で~!」
「偶然って、二三人・・・この指輪のデザインは、わたくしが考えたのよ?」
「そうなんですか、ラポン女王様?」
「そうよ、真田瑞希君。愛するラポンのデザインを指につけたいという二三人のリクエストで、私が1か月かけて考えたデザインよ。偶然なんてありえない!!」
「ええ、あり得ないと思います。あと、僕は、凛道蓮ですっ!!」
「あ、ごめんなさい。二三人の子供、たくさんいるから、名前がわからなくなっちゃって♪」
「僕は檜扇二三人の実子じゃないです!!あと、お願いですから、区別して下さい!!偉大なるお兄ちゃんと僕なんかを間違えないで下さい!!」
「あらあら・・・伊織の言う通り、ブラコンね。兄弟の仲が良いのは良いことよ。私の息子達も仲良しなの。ねぇ、二三人?」
「二三人君!!どういうことなの!!?子供が―――――――タイの女王との間に、子供はいないって、結婚前に言ったじゃない!?」
「嬉しいわ、二三人!!意地悪な皇族の栂の宮未子から、わたくし達の子供守るために、あえて嘘をついてくれたのね!?さすがだわ!!惚れ直したわよ♪」
「よかったな、檜扇二三人。わざわざ、ラポンさんに連絡した甲斐があったぞ。」
「ふざけるな獅子島伊織!!!どうして、ラポンちゃんを連れて来たんだ!!?それも子連れで!!?」
「決まってるでしょう、二三人!!伊織は、二三人のお義母様を助けるために、わたくしに連絡してくれたのよ!?」
「わ、私を助けるためですって!!?龍星軍の悪のゴレンジャーブラックが!!??」
「そうですよ、お義母様!」
ギョッとして聞き返す極悪悪女に、タイの女王様は熱弁する。
「伊織から檜扇のお義母様の医療記録をもらい、それをもとに、脳死状態にあるすべてのタイ国民の中から、檜扇のお義母様に適合する臓器を探し、見つけることが出来たので、空輸して持ってきましたの♪」
「なっ!!?私に適合する心臓を見つけて持ってきたのかい!!?」
「はい♪檜扇のお義母様♪時間がないので、今すぐに手術をしましょう。伊織が選んだ国際的な名医が手術室であなた様をお待ちですよ♪」
「ええ!!?」
(この極悪悪女、助かるの!?)
〔★残念な現実を通達された★〕


