「た、助けて~~~~~!!!」
烈司さんと百鬼に、それぞれの片手を拘束され、囚われの宇宙人状態の檜扇二三人もいた。
「二三人くん!?なにがあったの!?」
「え!?そ、それは、あの~」
「二三人君、奥さんもああいっていることだ。説明しろ。」
ギョッとする元皇族のというに答えたのはメガネの美形。
「さあ、二三人君改め、口ひげ超エロ親父。これからのことを貴様の口から説明しろ。」
「あ・・・その・・・えーと・・・。」
「おほほほほ!早く言わないとぉ~あたし達がおしゃべりしちゃうけどぉ~いいのかしらぁ~??」
「や、やめてくれ!!お前らはしゃべりすぎるから、やめてくれ!!」
「だったら、烈司さんが切れる前に話せや。」
「わはははは!!俺様の人間クラッシャーのげんこつをくらって、気合入れさせてやろうか~!!?」
「暴力反対っ!!!言うからやめてくれ――――――――!!!」
ブンブンと首を横に振った後で、ゴホンゴホンと咳払いをする口ひげ超エロ親父。
そして、スウィングアイをしながら語り始めた。
「じょ、女性を!!ふ・・・深く愛しているタイ人の女性を・・・連れてきました・・・。」
「な!?二三人君!?何言ってるの!?」
「まだ愛人がいるのか、バカ息子!?」
「説明しなさい、二三人!!どのタイ人女だというの!?」
「わたくしです。檜扇のお義母様。」
そんな言葉に合わせ、口ひげ超エロ親父の背後から、気品ある女性が姿を見せる。
「きれい・・・。」
不覚にも、無自覚でつぶやいてしまうほどの美人だった。
私の言葉が聞こえたのか、日本語がわかるのか、その日人は私を見ながら優しく微笑む。
「ありがとう、坊や。」
相手は8頭身のエキゾチックな人。
彼女が病室内に進めば、その背後から屈強な男達が何人もついて入ってきた。
「はじめまして、檜扇のお義母様。本日は、息子2人も連れてきました。」
そう語った女性の両脇には、その女性によく似た2人の男性が立っている。
年齢は、ヘルメットマンさんぐらいだと思うが、こちらもスタイルのいいハンサムとイケメンだった。
「な・・・なに!?なんなの!?二三人!?」
「なんなんじゃ、こやつらは!?」
「二三人君!説明して!」
困惑する檜扇家の人間。
その時だった。
「あっ!?」
瑞希お兄ちゃんが叫んだのは。


