彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)









「我が君!これで奴らに攻撃が効きます!お試しくださいませ!」

「!?わかりました!!」








つなぐの言葉を受け、私は試しに一撃入れてみる。








「はっ!!」

バキ!!

「げほ!?」








短くうめくと、そのまま倒れ、2度起き上がることはなかった。








「なんですかこれ!?鳥の子って、なんなんですか!?」
「本来は爆音と煙だけですが――――――――ちょっとした毒を混ぜています。」
「毒ぅ!!?大丈夫なの、それ!!?」
「目には目を歯には歯を、違法ドラッグには―――――――・・・・・・ということです♪」
「時々怖いんだけど、君!?」








〔★二度と、敵になってほしくないタイプだ★〕





「我が君に褒められちゃったぁー♪」
「怖がっただけですが!?」
「我が君のエールで士気が上がりましたので~どんどん鳥の子投げますよー!!みなさん、とどめをよろしく~!!」





笑顔で言うと、どこから出したのか、両手に山積みの丸い物体達を、違法ドラックで感覚がマヒしている敵の顔面にぶつけていく。








「えーい!それそれ♪」

ボフ!ボフ!ボフ!

「今だ!!」








そう瑞希お兄ちゃんが叫んでこぶしを繰り出す。





「オラ!!」

バキ!

「ぐう!?」





みぞおちに拳を叩きこめば、敵は床に倒れて動かなくなった。








「よし!利いてるぜ!よくやった、関山!!」

「俺、我が君に褒められたいのですが?」

「わーったよ!凛!!」


「つなぐ、カッコイイよ!!最高の自慢の僕の忍びだよ!!」
「わぁーい♪我が君がまた褒めて下さった♪俺、もっともっと頑張りまーす♪」








瑞希お兄ちゃんの命を受けて褒めれば、ご機嫌になったつなぐが毒を乱舞する。





「そーれ♪えいえい!!」

ボフ!ボフ!ボフ!





それに合わせて、他の龍星軍メンバーが動いた。








「この調子で仕留めるぞ、凛!」
「はい、瑞希お兄ちゃん!!」
「瑞希先輩に続け―!!」
「凛先輩にいいとこみせるぞ!!」

ボフ!

「おりゃ!」

ドカ!




ボフ!

「それ!」

バキ!




ボフ!

「うら!」

ボキ!








順調に減っていく違法ドラックを使っている敵達。








「ヤバいよ、おじいちゃん!!」
「どうしよう、お義父さん!!」
「くそ!!こんなはずじゃなかったのに!!」








不利な状況に焦る高野家の3人。