彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)











「凛さんの臓器を奪うのはもちろん、殺そうとするなんざ許さねぇ!!この悪人共!!いや、極悪人の極み共!!テメーらみたいな便所の虫以下は、凛さんのお命を狙う奴は、凛道蓮さんの舎弟頭にして、龍星軍・9代目副総長、可児良信が成敗してくれる!!命乞いは受け付けねぇーからな!!」



凛道蓮を気にかけてくれる僧侶の息子さんが怒る。










「俺の凛先輩を殺そうとか、この俺が凛先輩の守護神してる限り不可能なんだけどー!!?龍星軍の凛道蓮の弟分、神楽坂雷太ををマジ切れさせたらどうなるか思い知らせてやるよ!!!凛先輩、今お助けいたしますっ!!!」





龍星軍最年少ツッパリが食って掛かる。










「はっはっはっ!!ヤンキー学生を構成するために柔道を教えているわしが、まさかヤンキーとして、宿敵どもを粛正できる日が来るとは!!!本気出しちゃうぞー♪」





仏に仕える身の方が、まさかの暴力行使を告げる。










「以上をふまえ、我々は全力で、凛道蓮君と真田瑞希を奪い返します。抵抗しても、あなた方が入院するだけと理解して下さいね。」





キレイにまとめたのは、みんなから信頼されるお医者さん。








「つーことで!!」








カンナさんが片手を上げれば、現役龍星軍メンバーとご老体2人が声をそろえて言った。










「「「「「「「「「龍星軍ならびに、臨時龍星軍、ただ今参上!!!」」」」」」」」」


「「臨時龍星軍!?」」


「はい、我が君♪我が君が捕まったので、総長代行の権限を執行した円城寺殿により、急きょ、何気に武道派のシゲ先生と、免許を持つ鳥恒先生に、一夜限りで龍星軍のメンバーになって頂きましたー♪」
「確かに強かったですけど!!」
「鳥恒さんはともかく、無茶すんなよ、シゲ先生!!」
「心配してくれるのかい、瑞希君。大丈夫だよ、ありがとう。」
「若いもんにはまだまだ負けんぞ!!ははははは!!」










ニコニコしながら言う目上に、複雑な気分になる私。





〔★高齢ヤンキーが誕生した★〕