「ぐはっはっはっ!!二三人じゃなくて、母親に似たんだな、凛道蓮は~!?」
「だから親子じゃないって!!」
いつまでも誤解が解けないことを怒れば、相手はニヤニヤしながら言った。
「いいだろう!!殺さねぇ程度に―――――――試し撃ちしてやるっ!!」
「―――――――――――こっちも打ち返してやるよ!!」
「え!?」
聞きなれた声。
――――――――――ザビュン!ザビュン!
鉛を仕込んだ竹刀が軽やかに動く音。
ドッ!ドッ!ドッ!ボキボキボキ――――――――――――!!
「うげ!?」
「ぎゃん!?」
「げぼ!?」
それらが、高野槙雄達の背後から上がった。
「なんだ!?今のは!?」
それで振り返る高野槙雄に、孫が声を上げた。
「おじいちゃん!!うちのSPが数人倒れてるよ!!」
「なんだとぉ!?誰がやったっ!?」
「はぁ~い♪それ倒したのちーちゃんだよ~♪」
「ち、ちーちゃんだと!?だ、誰だ!!?」
「はぁ~い♪リンリンの相棒でぇ~の龍星軍・6代目遊撃隊長の幡随院長政だよ~♪」
「「なにぃ!!?」」
「え!?ちーちゃん!?」
見れば、竹刀を両手に持ち、龍星軍の特攻服をまとった美男子が立っていた。
しかも、いたのはちーちゃんだけじゃない。
「うははははは!!」
「俺もいるっすよ、凛先輩!!」
「俺らと言え、中坊!凛さん、ご無事ですか!?」
「助けに来たぞ、凛!!」
「瑞希先輩ケガはないっすか!?」
「真田先輩、凛道君!」
「俺達が来たからもう大丈夫だぞっ!!」
「思いっきり、柔道技をかけまくってくれるわい!!」
「今日だけは、戦うお医者さんになりましょう。」
「みなさん!!?」
現役龍星軍メンバーに加え、味方の医師と柔道の師範代もいたのだ。
それを見て敵達が叫ぶ。


