「自分の欲望のために、部落の肩書を利用し、優しい人達を不幸にして、罪のない人の命を奪って――――――――――お前は人間じゃない!!」
「凛の言う通りだぜ!!人モドキの人殺しが!!」
「あははは!!なんとでも言えばいいさ!!知ってるかい、坊や達~!?最近じゃ、夫婦同士で臓器移植をすることもできるんだよ!?」
「夫婦同・・・ああ、そういえば、そんなニュースをスマホで見たような・・・?」
「!!?まさかテメー!?凛を!!?」
「さすが私の孫!!察しがいいね!!」
「テメークソババア!!凛に手を出すな!!」
「え?どういうことですか、瑞希お兄ちゃん??」
「凛!このババアは、仮に凛のドナーの型が自分に合わなくても、凛の臓器を自分に移植する気だ!!一族の中で、凛が一番若い臓器だと思ってるからな!!」
「その通りだよ!!同じ移植するなら身内で、一番若い―――――――――凛道蓮ちゃん、あんたなわけ!!」
「若さを基準にしないで下さい!!」
〔★若いとは、時として残酷である★〕
「つーか、聞けババア!!凛と俺に血のつながりはねぇ!!凛と俺は義兄弟なだけであって、赤の他人だ!!」
「フン!!今更、みえみえのウソをつくんじゃないよ!!そうまでして弟を助けたいとは、お前は弟思いだね~!?」
「違う!!本当に凛は赤の他人だ!!俺とは、赤の他人なんだ!!」
「関係ないね!!夫婦同士で臓器移植できる、他人同士でも臓器移植ができる時代なんだ!!凛道蓮の心臓は私がもらうよ!!」
「ちょ!?死亡診断書になんて書くつもりですか!?犯罪ですよ!?」
「未子から聞かなかったのかい!!?医者はみんな買収済みさ!!なんとでも、適当な理由をつけれる!!」
「そんなことしたら、僕の親が黙ってませんよ!?法的にあなたを訴えますよ!?」
「お前・・・・・生活保護を受けてる家の子供なんだって~?」
「はあ!?なんですか、そ―――――――――――!?」
あ、そうだった!
そういう設定にしてるんだった。


