彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)









「あまりにもバカすぎる庶民に合わせるのはしゃくだけど、凛道蓮は私が何者かわかれば、協力したくなるはずよ!!」
「え?あり得ないと思いますけど?」
「俺もそう思う。けど・・・知らないまんまってのもよくないか・・・。よし・・・!おい、ババア!凛に教えてやれよ!お前の正体!!」
「検査で該当しなかったら、お前なんか殺してやる真田瑞希!!」
「な!?瑞希お兄ちゃんに殺害予告をするなんて、あなたなんなんですか!!?そんなこと、僕がさせませんよ!!」



「出来るのよ、私なら!!」








ガンを飛ばしながら瑞希お兄ちゃんをかばえば、同じくこちらをにらみつけながら正妻は名乗った。










「私は檜扇二三人の愛妻で、檜扇未子!!栂の宮、未子内親王よ!!!」


「・・・・・・・・はい・・・・・・・・・?」

つがのみや?

みこないしんのう??

え?

「え?その呼び方だとまるで―――――――!?」



「そう!!私は元皇族よ!!」



「えええええええええええええ!!!?」

(思い出した!!)










ドヤ顔で言われた瞬間、思い出した。








(おじいちゃん達が昔、怒ってた!!天皇陛下の弟の娘が、犯罪の疑いがある一族に、皇族も国民も大反対するのを押し切って、結婚したバカ娘がいるって!!)

「あ・・・貴女様がかの有名な!!?」


「そうよ~♪」



「皇室始まって以来の常識皆無で正確極悪の恥さらしのバカ女!!?」



「なんですって!!!?」
「あ、失礼しました!!友達もいないんでしたよね?」
「こっ・・・このクソガキ――――――――!!!」



追加情報を言えば、女狂いの夫を持つ妻改め、檜扇未子が飛びかかってきたが―――――――



「落ち着いて下さい、未子様!!」
「離せ!!山口ぃ!!!」








口の悪い医者が、寸前のところで羽交い絞めにして抑え込んでくれた。