彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)









(この人達、何者!?)

よく見れば、見覚えがある!?

(こいつらの服装――――――――檜扇湖亀の病院で、シゲ先生と鳥恒先生と戦った時にいた奴らだ!!)

それもヤバい方!!



(違法ドラックで身体を強化している集団だわ!!)



「皆さん気をつけて下さい!!厄介ですよ!!」










警戒するよう伝えれば、新旧龍星軍の表情が変わる。
そんな私達にあわせるように、青スーツの屈強な男達は取り出した。










「!?拳銃!?」
「チッ!サイレンサー付きかよ!?」










私が叫べば、瑞希お兄ちゃんが付け足すように言ってくれた。
私達に銃口を向けてくる状況で、私は高野舟槙を見る。










「ひい!?こ、こいつらがここにいるということは―――――――あいつが!?」


(あいつ?)

誰よ!?

(この男達を指揮している人物を、高野舟槙は知っている!!)

「おい!!高野舟槙!!こいつらのボスは誰だ!!?」

「それは――――――!!」



「私よ。」










返事は正面からした。
声を発した人物のために、屈強な男達が道を開ける。
そこを優雅に、散歩するような足取りでこちらに近づいてきた。
最後に現れたのは、サングラスをした女性。










(こいつがボス!!?)










そう思った時、隣で瑞希お兄ちゃんが怒鳴った










「誰だ!!?」










瑞希お兄ちゃんの声に答えるように、ゆっくりとサングラスを外す女性。
それで私は答えがわかった。










「マックで会った女の人!!?」

(檜扇二三人の正妻!!!)



「こんばんは、凛道蓮君。また会えたわね?」










余裕の笑みを見せる相手に、負けじと私は言い返す。