彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)









「俺だけならまだいいが、凛が巻き込まれた以上、いい加減ここらで白黒つけなきゃならねぇ。」
「あの!僕は気にしてません!!僕の事よりも、瑞希お兄ちゃんの安全を第一に――――――!!!」
「凛の安全が第一だ!!!」
「瑞希お兄ちゃん。」
「凛は俺が守る!!俺の身内は俺が守る!!それだけだ!!」








真摯な目で言われ、胸がときめく。








(好きな人が私を守ってくれるって言ってくれた・・・)

それ、心に響く案件じゃない♪








「凛、現役の龍星軍メンバーと凛道ガール原因に召集かけろ!!明日、俺らの家で今後の対策取るぞ!!」
「わ、わかりました!!」
「そこは『押忍!』だろう?」
「お、押忍!!」
「つーことで、また明日会おうぜ!!ヤマト、雷太、リョウコちゃん!」
「うははは!りょうかーい!!」
「わかったよ・・・」
「う、うかがいます。」
「シゲ先生、ガキどもを頼みます。」
「もちろんです。こちらこそ、蓮君を頼みましたよ?」
「押忍!!行くぞ、凛!!」
「お、押忍!瑞希お兄ちゃん!!」








好きな人の言葉に同意してから私は仲間を見る。








「じゃあ・・・ヤマト、雷太、リョウコちゃん、また明日!気をつけて帰ってね。」
「うははは!りょーかーい!ほなな~!!」
「凛先輩、お気をつけて!!」
「ありがとう、凛君。凛君も気をつけてね?」
「うん、ありがとう、みんな。」








私を抱きしめていた瑞希お兄ちゃんが、身体から離れる。
そして、私の手を握って、誘導するように歩き始める。
つないだ手は熱くて、なんとなく意識してしまう。
そっと力を込めれば、強く握り返された。