(まさか――――――――――私が女の子だとバレた――――――――――!!?)
それしか考えられない!!!
このタイミングでバレるって、最悪じゃない!!!
うわあああああああああ!!心の準備ができてなーい!!!
なんて告白すればいいの!!?
いや、そのまえにいいわけかしなきゃダメだ!!!
悪意があって、男子のふりをしたんじゃないと誤解を解かなきゃ!!!
心の中が、てんやわんやになる私。
しかし、烈司さんが次に発した言葉で、それは終息した。
「瑞希のゆーとーり!今の凛たんだと、100%無理。」
「え!!?どういう意味ですか、烈司さん!?」
(その言い方だと、女の子ってバレたわけじゃない!!?)
即答で聞き返せば、目を丸くしながら烈司さんは言った。
「ん?知らないのか、凛たん?ドナーになれるのは、18歳からなんだぞ?」
「えっ!!?そうなのですか!?」
「そーゆーこと!凛たんは、18歳以下だから無理なわけ。」
「そ、そうでしたか・・・・・!」
びっくりした!!
(だから、私はドナーになれないと言ったのね!!?女の子だとバレたわけじゃなかったのね~~~!!!)
よかったぁぁぁぁぁ!!!
〔★セーフだった★〕
安堵する私をよそに、側にいた可児君が吠えた。
「じゃあ、凛さんの臓器は狙ってないんすね!!?」
「とりあえず・・・狙いはあくまで瑞希だ。」
「え!!?瑞希お兄ちゃんを狙ってるの!?」
しかも臓器って―――――――――
「冗談じゃない!!!瑞希お兄ちゃんの臓器を狙うなんてとんでもない!!」
「凛たんの言う通りだ。瑞希は18超えてるから、検査できて奪われる立場にいる。ババアからすれば、まさに最後の希望になるわけだ。」
「何が最後の希望ですか!?臓器を渡すなんて、僕は大反対ですっ!!!」
「凛。」
「下手すれば、瑞希お兄ちゃんの体に障害が残ることになるじゃないですか!!?やだよ、お兄ちゃん!!僕そんなの嫌だからね!!?」
そう宣言して、大好きな人に抱き着く。


