「檜扇湖亀は、ドナー患者なのです。移植を受けないと、死ぬ状態なのです。」
「ええ!!?」
〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
ドナー患者:ドナーとは造血幹細胞の提供側で、ドナーを受け取る側をドナー患者というんだよーん☆彡
ドナーになるには、『HLA』という白血球の【型が完全or部分が一致している】ことが条件だよーん♪
ドナーの候補はまず兄弟・姉妹・親子などの血縁者の中で探し、見つからない場合は骨髄バンクドナーや臍帯血ドナーなどの非血縁ドナーである他人から探すんだよーん☆彡
〔☆良い子のためのワンポイント解説☆〕
造血幹細胞:造血幹細胞とは、骨髄の中で血球をつくり出すもとになっている細胞のことで、血しょうは、血液から血球を除いた液体成分のことだよーん☆彡ちなみに、造血幹細胞は骨髄の中で盛んに細胞分裂を行い、赤血球・白血球・血小板に成長するんだけど、造血幹細胞がいろんな細胞に成長する過程を「分化」と呼ぶよーん♪
「どうして正直に、ドナー患者だと言ってくれなかったのでしょう・・・?そこまで、僕が信用できなかったことですかね・・・。」
「そうではない。」
「獅子島さん?」
「関山、幡随院、よくぞ、そこまで調べ上げた。仕上げはこの初代副総長が話してやる。」
「御意に。」
「OKでーす♪」
気位の高い獅子島さんの言葉に、素直に同意するつなぐとちーちゃん。
そして獅子島さんはとんでもない真相を教えてくれた。
「檜扇湖亀が必要としているのは、臓器だ。」
「臓器っ!?」
「臓器移植をしないと助からない。そこで、檜扇湖亀は血縁関係者すべてを調べ上げた。息子と孫はもちろん、実弟とその息子とその孫までだ。」
「徹底してますね。」
「ああ。そして誰も、ドナーとして適合しなかった。」
「だめだったのですか?」
噂で聞く限り、ドナー探しって大変っていうもんね~


