「どうした、凛たん!?なんで神楽坂と―――――――!?」
「凛ちゃんと神楽坂ちゃんが抱き合ってるのよぉ!?」
「凛道にずいぶん密着してるじゃないか、中坊・・・!?」
「わははは!!」
「烈司さん、モニカちゃん、獅子島さん、百鬼さん!」
瑞希お兄ちゃんと、初代龍星軍の先輩が帰宅したのだ。
私と雷太を交互に見る瑞希お兄ちゃん。
その顔が驚きから、不機嫌なものへと変わる。
「何ベタベタくっついてんだよオメーら!?」
怒鳴り声を上げると、大股で私の側までやってくる瑞希お兄ちゃん。
「凛!手洗いとうがいはしたんか!?」
「ま、まだです。」
「夜食は食ったのか!?
「そ、それもまだです!」
「水分補給したんか!?歯磨きは!?風―――――――呂――――――――――は――――――――――――!!?」
「・・・全部、まだでございます・・・!」
「ばかやろう!!!」
そう仰ると、私へとメンチをきる。
「今まで何してたんだコラ!?22時から今まで、ずーっと、中坊と抱き合ってたんかコラ!!?」
「抱き合ってるじゃなくて、ホッカイロで温めてるんですよー!」
「ホッカイロ!?」
それで、私の手と雷太の手の間にホッカイロがあることに気づく瑞希お兄ちゃん。
「テメー先輩にホッカイロ持たせて、ぬくもってんじゃねぇぞ!凛、自分で持たせろ!甘やかすな!!」
「は、はい!瑞希お兄ちゃん!」
その言葉で、雷太の両頬からホッカイロを持った両手を離す私。
同時に、雷太から離れようとしたが―――――――――
ググっ!
「雷太!?」
「なんで俺と凛先輩が、離れなきゃなんないんだよ・・・!?」
雷太が離してくれない。
これに瑞希お兄ちゃんが、雷太の方へ寄りながら怒鳴る。


