彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)




「よく聞きなさい、二三人!!舟槙(しゅうま)ちゃんは、私のために福祉の車を買って、資格を取って、ドライブにも連れてってくれる優しい子よ!それに引き換え息子のお前は―――――――お嫁ちゃんの実家ばっかり大事にする!!あなたが欲しいのは私のお金だから、私に早く死んでほしいんでしょう!?本心では、早死にしろと思ってるでしょう!!?」
「な、なに言い出すんだ、母さん!!母さんも嫁ちゃんのこと、好きだって―――――!!」
「お嫁ちゃんは好きよ!!だけどね、実の親がここまでないがしろにされて――――――母さんは悲しい!!あなたがしない親孝行の分まで、柊護(しゅうご)ちゃんと一緒になって、私に良くしてくれるのが、舟槙(しゅうま)ちゃんと槙雄と代佳子(よかこ)ちゃん達高野家の人間なのよ!?それを悪く言うことは情けない!!舟槙(しゅうま)ちゃんはあなたと違って良い子なの!!2度と馬鹿を言わないでちょうだい!!」



(うわ~檜扇二三人って、とことん下種の極みだなー・・・。)



産んでくれた母親を大事にしないって・・・。



〔★親不孝極まりない★〕



(そりゃあ、結婚したら、奥さんの味方をするのが正解だよ。だけど―――――――)



必要最低限の親孝行をしないで、調子のいい時だけ、息子の権利を主張するところがクズ過ぎるわ・・・。



〔★凛はドン引きしている★〕





「蓮ちゃん聞いて!もし、もしも!蓮ちゃんがばあばの元に、私の元に真田瑞希ちゃんを連れてきてくれたら――――――私から二三人へ渡す遺産を全部、蓮ちゃんにあげるわ!!」
「母さ―――――――――――ん!!?」
「なに言い出すんですか、湖亀さんっ!!?」





〔★檜扇湖亀の爆弾発言、凛と二三人にダメージを与えた★〕