「二三人伯父様・・・・・!!」
そのタイミングで、花瓶に飾られた花を持ち帰った舟槙(しゅうま)さんは、さぞかし、いたたまれなかっただろう。
〔★檜扇二三人による自白テロが発生した★〕
バレたことに気づいてない超エロ親父は、ドヤ顔で私に言い放つ。
「わかったら、父親のすることに口出しするんじゃないぞ、蓮!!?」
「お前の息子じゃないけど、よーくわかった。」
「うわぁぁぁーん!二三人に、二三人に!まだ子持ちの愛人がいたなんて――――――――!」
「湖亀伯母様、お気を確かに!!」
「しっかりしてくれ、姉さん!!」
「えっ!!?え、え、ええ!?な、なに言い出すの、母さん!!?」
「この馬鹿息子!!柊護(しゅうご)ちゃんの気持ちを、お嫁ちゃんの気持ちを、少しは考えたらどうなの!?まだ子持ちの愛人がいると知れば、どれだけショックを受けてるか・・・!!」
「落ち着け、姉さん!!柊護(しゅうご)は、割り切れる性格だから大丈夫だよ!!」
「お嫁ちゃんの方は、大親友である私がフォローします!!だからお気を確かに!!」
「よくないわ、その対応力!柊護(しゅうご)ちゃんとお嫁ちゃんは大丈夫でも、瑞希ちゃんがショックを受けるじゃない!?ねえ、蓮ちゃん!?」
「大丈夫です、湖亀さん。瑞希お兄ちゃんには、言わなければいいのです。」
「そうはいかないわ!瑞希ちゃんへの認知の手続きをしたら、二三人が死んだら相続する遺産の話になるじゃない!?正確な、兄弟の数を隠すことなんてできないのよ・・・!?」
(兄弟・・・)
その言葉が、私の胸に重くのしかかかる。
(そうか・・・私が返り討ちにしたタイ人男性も、瑞希お兄ちゃんのプレゼントのシルキロールを汚したクソ女も、ヘルメットマンさんも、瑞希お兄ちゃんの兄弟になるのよね・・・)
「蓮ちゃん!ばあばは、すぐに瑞希ちゃんの認知の手続きをバカ息子にさせます!むしろしたいです!だからお願い!瑞希ちゃんに溺愛されてる蓮ちゃんの力を使って、瑞希ちゃんを私の元に連れてきて!!」
「え!?無理ですよ!!」
(あんたらのこと、瑞希お兄ちゃんは敵認識しちゃってるもん!!)
おかげで私、ひどい目にあったしね!!!
〔★現在進行形で、史上最低の扱いを受けている★〕


