「んんん~!凛!わしは、なにがあっても凛と同じ意見や!天国見るも、地獄行くも、どこまでもついてくのが大親友のわしの覚悟やからな!うははは!」
「ヤマト・・・。」
「バーロー!!なにが、地獄行きだ!!鳥恒って坊さんの言葉を忘れたか!?いくら真田先輩の身内であっても、鳥恒の坊さんの言った通り関わらないことが凛と真田先輩の安全につながるんだよ!!」
「ざけんなよ、カンナ!!すでに、凛道は巻き込まれちまってる!!なによりも、瑞希さんへの不当な扱いをしてきた実父を俺は許せねぇ!!この際だから、もらうものしっかりもらって、ババアには成仏してもらおうじゃねぇか!?」
「ちょ!?湖亀さんが亡くなる前提で話さないで下さいよ、円城寺君!?」
「ああん!?ハイエナのような親類が病院にたむろしてる時点で、カウントダウンが始まってんだろうが!!少しでも、瑞希さんへの賠償金をもらわないことには割に合わねぇし、俺が我慢ならねぇんだよ!!凛道だってそうだろう!?」
「・・・・・バリスタとして独立を目指す瑞希お兄ちゃんに、お金があり過ぎて困ることはないとは思ってます。」
「うははは!たしかに、物価上昇で公務員・政治家以外は賃金が上がらん世の中じゃ、銭は多いにこしたことはないわなぁー!」
「なんだよ、テメーら!!?金目当てなのかよ!?凛も、そんなに金が欲しいのかよ!?」
「いえ、僕はもらえませんよ。親子じゃないですから。」
「はあ!?凛、お前――――――!?養育費の請求を放棄する気か!?親同士がいらないって取り決めしてても、子供から請求することが出来るんだぞ!?知らないわけないよな!?」
「いや、本当にもらえませんから。むしろ、瑞希お兄ちゃんのことがなければ、関わりたくないです。」
「凛、お前・・・・・・・・相当苦労して・・・・・実のクソ親父を憎んでるんだな・・・・・。」
「いや、違いますよカンナさん!?檜扇達比古は僕の実父ではありません!!」
「わかったよ、凛・・・・・気の毒にな・・・つらかっただろう―――――――!!」
「カ、カンナさん!?」
そう言うなり、ギュッと私を抱きしめるヤンキーガール。


