彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)






「あ~・・・そういうところかな。活動自体は、派手にお金を使ったから、同性男子から不満の声は出なかったね。今風に言えば、パリポしてた感じじゃないかな?」
「よく出来たお嫁さん、パリポするような人なのですか?」
「うーんと・・・・・うん・・・・・パリポしてたみたいだね。あ、でも!大学でも特別な存在だったというか~高嶺の花!?ってやつかな!?そういう人だったから、いつもみたいに、気に入った女の子を子分に命じて勧誘させて、サークルに入れるって手段は取らず、自分で動いたみたいだから!」
「子分に勧誘って最低っすね!!?」

つまり、気に入った女の子を集めてハーレム作ってたってこと!?

ゲームやマンガじゃあるまいし・・・あの超エロ親父がハーレムしてたとか、ドン引きだね!

「まあまあ!当時の二三人伯父さんは、いずれは会社のトップに立つ人間という意識が高かったから、部下に命じる練習をしてた感じの可愛いものだよ~!」
「可愛くないっす。本気で可愛い思ってますか?もしそうなら、軽蔑しますよ?」
「すみません・・・可愛いとか思ってないです・・・」
「正直に話して下さり、ありがとうございました。」
「いや、どういたしまして・・・・。その・・・そんな感じで、やんごとなき奥様を射止め、同時進行で複数の女性と付き合いつつも、無事に結婚したというわけなんだよ。」
「同時進行だったのですか!?よく奥様にバレませんでしたね!?同時進行の女性達と、修羅場になりませんでしたね!?」
「そこは二三人伯父さんが、金にものを言わせたり、愛人契約をしたり、いろいろ頑張ったわけなんだよ。奥様と出会ったのも、『環境問題研究会』というサークルで仲良くなり、真剣交際が始まったってことにした。ハーレムなテニスサークルで出会ったとなれば、奥様の御実家の悪いイメージになるし、世間体が悪いから『環境問題研究会』っていうのは、奥様と付き合い始めた後に、二三人伯父さんがカモフラージュするために作ったサークルなんだ。」
「頑張る方向がおかしいですよ、絶対!?」





〔★姑息(こそく)にもほどがあった★〕