「ひゃはははは!それでいい!それでいい!素直が一番じゃ!!」
「あ、えっと、はい・・・・・」
ヨシヨシされる中で顔を上げれば、さっきとは180度笑顔で私を見ている檜扇達比古。
「じゃあ、後は頼んだぞ、舟槙(しゅうま)!」
「はい、大伯父様。」
檜扇達比古教授はそう言って立ち上がると、目の前にいるプリキュア系女性5名を手招きしながらテーブルから離れる。
それについて行くプリキュア系女性5名。
檜扇達比古は、5人の中から2人を選ぶと、左右に侍らせて肩を抱く。
そして、残りの3人を後ろに従えると、私達のいる個室から出て行った。
出ていく姿を、マダムと舟槙(しゅうま)さんは頭を下げ、私はボー然としながら見送った。
(・・・マジで女性5人と同時に性交渉するっていうの・・・!?)
百鬼並みの性欲じゃない!?
保健体育で習った知識しかないけど、セックスって1対1でするものよね!?
5人順番に抱いて行くってこと!?
それともまさか―――――5人同時に抱くってこと!?
それだと、女性はどんな配置になるの!?
ポジションとかどうなるわけ!?
うわーいやだ!!
気になるけど、考えたくない!!
不潔だわ!!
〔★凛は混乱している★〕
私が心の中で狼狽していると、同じソファーに座っている舟槙(しゅうま)さんが口を開いた。
「マダム、悪いけど僕らはもう帰る。」
「かしこまりました、高野様。」
「売り上げに貢献できなくてごめんよ。これはお詫びだ。」
そう伝え、達比古教授から渡された札束を数枚、マダムの胸元に差し込む舟槙(しゅうま)さん。
(胸の谷間にお札を差し込んだ!?)
「ちょ、舟槙(しゅうま)さん!?なんて失礼なことをするのですか!?女性軽視ですよ!!」
「!?」
「大丈夫だよ、蓮クン。これがここのマナーだから。」
「マナーって・・・大丈夫ですか、マダムさん!?」
戸惑いながら、胸にお金を入れられた女性に聞けば、キレイな笑顔で彼女は言った。
「大丈夫でございます。むしろ、おひねりを頂けて嬉しいですわ。」
「そ、そうですか・・・。」
(そういうものなの??)
私だったらいやだけどな・・・。
腑に落ちない気分でいれば、舟槙(しゅうま)さんは言った。


