「本当にマダムは可愛いのぉ~」
「檜扇様に言われると、本気にしてしまいますよ?」
「わしはいつでも本気じゃよ♪」
(なんだ、このやり取り・・・)
つーか、ここまでの段階で、達比古教授への印象が急降下の一方なんだけど?
達比古教授、あんた奥さんいるくせに、なによその女とベタベタしてんの?
(マジで、あの真田瑞希様の祖父なわけ?)
「マダム、失礼を致します。」
そんなことを考えていたら、スケベ親父に手を握られた女性を呼ぶ声がした。
「ご用意が整いました。」
「わかったわ。入ってきてちょうだい。」
「「「「「失礼致します。」」」」」
そう言って、声をそろえて入ってきたのは5人の女性。
みんなきれいな人たちばかり。
違いがあるとすれば、着ている服と身長の高さだけだ。
5人は中に入ってくると、テーブルをはさんだ反対側のソファーの前に並んで立つ。
そして、座ることなく、何故かその場に立ち尽くす5人。
「・・・??」
(なんで座らないんだろう?)
その疑問は、次に達比古教授が発した言葉で解決した。
「凛道蓮クンは、どの娘が好みだ?」
「え?好みと言われましても~」
私の好みは瑞希お兄ちゃんだけじゃい!!
「遠慮しないで、上から下までよく見なさい!」
「え!?いや、そんなにジロジロ見るのは失礼に~」
「ならん、ならん!いや~どの子も可愛いなぁ~!わしがいつも頼む子達よりも若くないか!?
「あら、檜扇様が、若い男の子向けの子達をと仰ったので、この店のプリキュア5名を選んだんですよ。」
「プ、プリキュア!?」
言われてみれば、プリキュアメンバーのように、違うタイプが5種類5人、そろってはいる。
「うむ、確かに!!可愛い子に、美人に、セクシーに、上品に、ゴージャスな、美形ぞろいじゃないか♪」
「そ、そうですね・・・」
つーか、顔がスケベ親父丸出しだな・・・。
(瑞希お兄ちゃんが嫌うのも無理はないわね・・・)
「凛道蓮クン、心配しなくてもみんなプロだ。安心して身を任せるといい。」
「は?身を任せる?」
「凛道蓮クン、お前さんは童貞だろう?」
「っ!!?」
衝撃的な発言をされ、言葉が詰まる。


