「はっはっはっ!お腹一杯なのに、連れていくわけないじゃないか!そういう意味の食事じゃない!」
「違うのですね!?」
否定され、ホッとしたのもつかの間。
「そもそもハムスターは、業者からまとめ買いした方が、ペットショップで買うより安いし、多く買える♪だからペットショップには――――――自分へのご褒美をする時だけ、食材を見に行くな!産まれたばかりの子供がまた、柔らかくて美味いんだ♪どちらかというと、ハムスターよりもラットの方が、身が多いから、わしはモルモット派かのぅ~♪」
(このクサレ外道――――――――――――――――――!!!全国のハムスター大好き&モルモット大好きさん達に謝りやがれ!!)
〔★日本では、受け入れがたい少数派の食文化だ★〕
ゲテモノ食いの言い分に、のどまで出かかった罵声を必死で抑える私。
「そ、そうでしたか・・・あははは!僕、勘違いしちゃった・・・・・!」
(わかる!!瑞希お兄ちゃんの気持ちがわかるぞ!!モルモットとラットばかりか、よりによりってハムスターまでも食べるような祖父、瑞希お兄ちゃんも大嫌いになるわ!!!)
モルモット食べる食文化があることはわかったが、ハムスターはダメだろう!?
モルモットでも、受け入れがたいけどさ!!
〔★凛は文化の違いを痛感した★〕
こわばる私に、ゲテモノ食いは笑いながら言う。
「どこへ行くかは、ついてからのお楽しみだ♪凛道蓮クンも喜ぶこと間違いなしだよ!あははは!」
「は、ははは・・・楽しみですぅ~」
(不安しかねぇーよ。)
横からただよってくる加齢臭ならぬ、メンズ用の品の良い香水に、何とも言えない気持ちになる。
とりあえず、本日の前半戦が、食事被害が、カピパラ一切れとアヒルのくちばしだけで、済んだだけでも良しとしようと思うのだった。
〔★舞台は、後半戦へと突入した★〕


