「お2人はいつも、モルモットとラットと―――・・・ハムスター・・・・を、食べさせられるのですか?」
「そうだよ!実験が終わった後にね・・・。あーお水が美味しい!」
「ホントお水、美味しいわ!主に、ネズミというか、げっ歯類?食べさせられるのよね~」
「え!?げっ歯類だと、リスモ仲間に入りませんか!?」
「前回食べたね。」
「ええ!?まさか、マウスも―――――・・・!?」
「マウスも食べるけど、檜扇教授はモルモットが大好物なの。だから、それほどマウスは食べないで済んでる。」
(そういえば、カピバラもげっ歯類の仲間だったような・・・)
「あの、アヒルはげっ歯類じゃないですけど・・・」
「ああ、アヒル・・・あれは、珍味感覚で教授が持ってくるのよ。」
「実験で使わないけど、美味しいとか言って・・・。」
「そもそも、実験に使った動物は、大学の敷地内にある実験動物用の墓地に埋葬するんだよね。」
「え!?やっぱり、食べるのはおかしかったんですか!?」
「「おかしいよ。」」
うんざりとした顔で、声をそろえて答えるゼミ生2人。
「確かに家には畜産の系統にもなるけど、獣医学部だからね。」
「獣医学部で実験に使った動物食べるの、この大学ぐらいだけだからね。」
「あ~むしろ食べるのは、あたしらの檜扇ゼミだけじゃない?」
「確かに!檜扇教授のゼミだけだわ。」
「そうなのですか!?」
「そうだよ。うちの大学で、教授のゲテモノ好きを知らない人はいないから。」
「そうそう、ゲテモノ食いの教授で有名だから。」
なんてことだ。
鳥恒先生の言い分は、正しいかもしれない。
とんでもないやつだよ、檜扇家の人間!
(そうなってくると、ゲテモノだけで迷惑かけてるとは思えないから――――――――――)
確かめるか。
そんな思いで聞いた。


