「ちょっと、食べすぎちゃっただけだから・・・・・!」
「そ、そうなんですか?」
(モルモットって、肉として食べるには、1回の量が少ないよね?それを苦しくなるほど、この人は食べたっていうの・・・・・?)
「ハンカチ、ありがとう・・・!もう大丈夫だから・・・!」
「いや、汗すごいですよ!?ハンカチ差し上げますから、使って下さい!それ新品ですし、僕、2枚持ってますから!」
「優しいんだね・・・気を遣わせて、ごめんね・・・!」
「いえ、お気になさらないで下さい。」
「もういや!!」
ふいに、もう一人のスカートをはいているお姉さんが泣きそうな声で叫ぶ。
「毎回毎回、モルモットにラットの丸焼きはいや!!うう・・・もうモルモットなんて食べたくない・・・!!」
「え?いつも、食べてるのですか?」
「食べさせられてるのよ!!」
「え!?食べさせられてる!?」
「ちょ、そんなこと言ったらまずいよ!!」
スカートのお姉さんの言葉に、ズボンのお姉さんの顔つきが変わる。
「この子が檜扇教授にバラしたら、私らヤバい――――あ!?違うの!違うからね!?今のお姉さんの発言は、モルモット達を食べるのが嫌という意味ではなくて―――――――!!」
「あ、誤魔化さなくて大丈夫です。僕、あの檜扇老人大嫌いですから。今日も媚びるためだけに、ここに来ただけです。モルモットとかハムスターとかハムスターとかハムちゃんを、食べるとか、あり得ないですよね。」
「そうなの!?」
「よ、よかった・・・!」
思ったままのことを言えば、ヘナヘナとその場に座り込んでしまうお姉さん2人。
ふと、近くに自販機があったので聞いた。
「何か飲んだ方が良いですよ。おごります。お水にしときますか?」
「え?悪いよ!」
「子供におごらせるとか~」
「おごります。シンプルに、お水にしましょうね。」
チャリン、ポチン、ガコン!
チャリン、ポチン、ガコン!
お金を入れて、ボタンを押してを2回繰り返す私。
出てきたペットボトルの水を渡し、近くにあったテーブル付きの椅子に3人で腰かけながら話した。


