「甥孫(おいまご)なのですか!?」
「そうだ!!まさかとは思うが、君――――――――――――――高野槙雄(こうや まきお)の孫と、すでに連絡を取り合ってるのか!?」
「すでにと申しますか、始めたばか―――――――――」
「やめなさい!!!」
「えっ!?」
「あんな!あんな連中と付き合うなど言語道断!!こんなものなど―――――――こうだ!!」
ビリビリビリ!
「あ―――――――――!?」
「「「「「「「「わあ―――――――――!?」」」」」」」」
私の悲鳴に、カンナさん達の絶叫が続く。
「うははは!舟槙(しゅうま)はんの連絡先のメモ、破り捨ておったわぁ~!」
ヤマトの言葉通り、メモ紙を紙吹雪に変えてしまった可児君の柔道の先生。
「な・・・なんてことするんすか、鳥恒(とりつね)師範!?そいつは、凛さんが高野舟槙(こうや しゅうま)から直接もらった連絡先ですよ!?人様の物を無許可で紙吹雪にして―――――――やり過ぎっすよ!?」
「息子の言葉に一理ある!光憲(みつのり)さん、なんて乱暴なことをするんだ!?おまけにそんなに取り乱して、どうしたというんだい!?いつものあなたらしくないじゃないか!?」
「これでいいんです!!」
可児親子の言葉に、鳥恒光憲(とりつね みつのり)という人物は断言した。
「私は、凛道蓮君を、奴らから守ったんです!!」
「僕を守った・・・・・!?」
「私は高野家の人間をよく知っている!檜扇家を嫌というほどよく知っている!!なぜなら私は――――――――――奴らと同じ一族だからだ!!」
「「「「「「「「「ええ!?」」」」」」」」」
「うははは!?鳥恒(とりつね)はん、お身内なんでっかー!?」
声を上げて驚く私達をよそに、素早くヤマトが質問する。
その問いに、紙吹雪にしたものをギュッと丸め込みながら鳥恒光憲(とりつね みつのり)は言った。


