彼は高嶺のヤンキー様10(元ヤン)






「な・・・!?」
「なんやねーん!!?」





みんな体格の良い人ばかり、ムキムキの身体の人達だった。
そんな集団が、一斉に私めがけて襲い掛かってきた。
反射的にトンファーを出す。







ヒュンヒュンヒュン!!

バシッ!バシッ!!

「ぐっ!?」

「おう!?」


(よし!)








2人仕留めたが、まだまだ湧いて出てくる覆面の方々。








「うはははは!凛のピンチやで―――――――――――!!!」








そう叫んだヤマトが、つかんだ1人をお店の正面入り口に叩きつけた。







カランカランカラ――――――――――ン!!







人間を叩きつけた震動で、正面玄関についている来客を知らせる鐘がなる。





〔★この場合、敵襲を知らせる鐘だ★〕





カランカランカラ――――――――ン!!





「おいおい、今の音はなん――――――――――凛っ!!?」
「カンナさん!!」





お店の出入り口から、カンナさんが出てくる。
ヤマトが出した音でびっくりして、扉を開けてくれたのだ。
襲われてる私を見て、すぐにカンナさんはすぐに鬼姫の顔になる。







「テメーら!!うちの頭に何してくれてんだゴラ!!?」

バキ!

「うっ!?」







近くにいる敵に強烈なケリをおみまいするヤンキーガール。





「どうした!?カンナ!?え!?りんどー!?」
「凛さんがどうしたって言うんだ!?」
「もしかしてリンリン、襲われてる系!?
「もしかしなくても、我が君狙いでしょう!」
「凛先輩に何してんだコラ!?」
「ヤキ入れてやる!!行くぞ、大河!!」
「チッ!手のかかる総長だぜ・・・!」





そう言いながら、店内から続々と出てくる現役龍星軍メンバー。
その中に、瑞希お兄ちゃんの、初代龍星軍メンバーの姿はない。







「カンナさん、瑞希お兄ちゃんは!?」
「まだ帰ってきてない!なんだよ、こいつら真田先輩の客か!?」
「わかりません!いきなり襲ってきたので!!」







そう答えたら、カンナさんが見えなくなる。







「え!?」

(取り囲まれた!?)







四方八方を、ぐるっと一回りで、私を包囲する男達。
それを見たカンナさん達が、敵を倒しながら叫ぶ。