「あいつに言っておきます。」 真剣に言うしんくんに、 「俺と結の問題だから自分で言うよ。」 そう言えば、 「俺、先輩のこと勝手にライバル視してて…あいつをお願いします。先輩じゃないとあいつあんな良い顔しないんで、めちゃくちゃ幸せそうで…そうできるのは先輩しかいないんで。」 頭を丁寧に下げてお願いしているしんの背中を軽く叩けば、 笑って顔を上げて、