「ごめん。少し聞いてもらってもいい?」 そう、力なく言えば、 優しく涙を拭ってくれて、 「聞きたくねぇけど、言ってみ」 そう言って、隣にちょこんと座って聞く姿勢をとってくれた。 なんだかんだで優しいしんくんに甘えて、昨日のあった出来事を話した。 いつになく隣で、うん。うん。と優しく相槌を打って聞いてくれていた。