いつもイジワルなしんくんだった。 今日は、やけに優しく感じる。 その瞬間なぜだか、安心感と不安が一気に襲ってきて、誰かの温もりが欲しくなった。 聞いて欲しくなった。 「しんくーん。」 そう言って、しんくんの方へ行くと、 ギュッ。と抱きしめてくれた。