星羅が泣きながら別れを告げてきたのは僕達が卒業した次の日だった。 2年の悲しく愛おしい思い出だった。 どれだけ想っていても届かない想いがあって。 どれだけ近くても遠いんだ。 ふとした時に思い出だして苦しくなって・・・愛おしくなる人。 会いたくてたまらなくなる人。