そう高橋さんが私の耳元で囁くと、 その後全身に愛を刻まれ込んだ。
どのぐらい、 時間が経ったであろう?
それでもまだ私は、 高橋さんを感じる事が出来ない。 優しく、 まるで私を繊細なガラス細工のように扱ってくれるような触れ方で、 愛を刻み込んでくれる高橋さん。
でも、 まだ……。
「アアッ……ンッ……高……橋……さん……ンンッ……」
高橋さんの名前を呼ぶと、 必ず深いキスを落としてくれる。
けれど、 私が今望んでいるのは……。
「高橋さ……ん」
「何だ?」
高橋さんの名前を呼んだ私の顎を持って、 高橋さんの顔が迫ってきた。
その間も高橋さんの左手は、 縦横無尽に私の肌の上を動いている。
「あの……アンッ……」
「ん?」
少しだけぼやけた視界に入ってきた高橋さんの表情は、 妖艶に怪しく微笑んでいて、 私の次の言葉を待っているようだった。
何だかやっぱり恥ずかしくなって、 目を瞑って首を横に振った。
「言わなきゃわからないぞ。 どうして欲しい?」
ああ……。
きっと高橋さんは、 すべてお見通しなんだ。 でもこんな事って……恥ずかしくて絶対言えない。
そのまま唇をギュッと噛みしめて、 高橋さんが優しいながらも先ほどよりも更に容赦なく私に触れてくる指の動きに耐えていた。
「イ……ヤッ……ダメッ……」
高橋さんに訴えたが、 聞き入れてもられない。
「もう……高橋さん……私……」
限界かもしれない。 朦朧としている意識の中で、 高橋さんの声が遠くの方で聞こえた。
「正直に、 言ってごらん」
ああ……。 きっと、 このまま私が言わない限り……。
「私……高橋さんが……欲しい……です」
遂に、 言ってしまった。 言ってしまってから、 目を瞑って顔から火が出そうで横を向こうとしたが、 そんな私の両頬を高橋さんが右手で挟み、 今までにないくらいの激しいキスをした。
どのぐらい、 時間が経ったであろう?
それでもまだ私は、 高橋さんを感じる事が出来ない。 優しく、 まるで私を繊細なガラス細工のように扱ってくれるような触れ方で、 愛を刻み込んでくれる高橋さん。
でも、 まだ……。
「アアッ……ンッ……高……橋……さん……ンンッ……」
高橋さんの名前を呼ぶと、 必ず深いキスを落としてくれる。
けれど、 私が今望んでいるのは……。
「高橋さ……ん」
「何だ?」
高橋さんの名前を呼んだ私の顎を持って、 高橋さんの顔が迫ってきた。
その間も高橋さんの左手は、 縦横無尽に私の肌の上を動いている。
「あの……アンッ……」
「ん?」
少しだけぼやけた視界に入ってきた高橋さんの表情は、 妖艶に怪しく微笑んでいて、 私の次の言葉を待っているようだった。
何だかやっぱり恥ずかしくなって、 目を瞑って首を横に振った。
「言わなきゃわからないぞ。 どうして欲しい?」
ああ……。
きっと高橋さんは、 すべてお見通しなんだ。 でもこんな事って……恥ずかしくて絶対言えない。
そのまま唇をギュッと噛みしめて、 高橋さんが優しいながらも先ほどよりも更に容赦なく私に触れてくる指の動きに耐えていた。
「イ……ヤッ……ダメッ……」
高橋さんに訴えたが、 聞き入れてもられない。
「もう……高橋さん……私……」
限界かもしれない。 朦朧としている意識の中で、 高橋さんの声が遠くの方で聞こえた。
「正直に、 言ってごらん」
ああ……。 きっと、 このまま私が言わない限り……。
「私……高橋さんが……欲しい……です」
遂に、 言ってしまった。 言ってしまってから、 目を瞑って顔から火が出そうで横を向こうとしたが、 そんな私の両頬を高橋さんが右手で挟み、 今までにないくらいの激しいキスをした。


