裏口のドアが閉まる音がして、 誰かが部屋に入ってきたようだった。
明良さん達も、 一緒かな。 だとしたら……この体勢でいるのは憚られたが、 起きられそうになかったので、 ソファーに横になったままジッとしていた。
「どうした?」
高橋さんの声がして、 足音が近づいてきた。
高橋さん……。
「大丈夫か? 炎天下に居すぎたかな」
高橋さんの手が、 おでこに触れた。 でも、 高橋さんの手がヒンヤリするどころか、 熱く感じられる。 高橋さんも、 暑い外に居たからかな。
「熱は、 なさそうだけど……。 ちょっと、 待ってろ。 ヤブ医者、 呼んで来るから」
えっ?
その言葉に反応して、 急いで起き上がった。
しかし、 その拍子にまた目眩がして気分が悪かった。
「待って下さい。 高橋さん。 もう、 大丈夫ですから。 ちょっと、 立ちくらみがしただけですから」
「いいから! そんな事言って、 本当は明良に会うのが恥ずかしいんだろ?」
うっ。
お見通しだったんだ。
「あれでも、 彼奴は医者の端くれだ。 区別は、 ちゃんと出来ているよ。 それに……その方が、 会いやすいだろ? さっき、 お前が逃げていったから、 明良も多分気にしているだろうし」
高橋さん……。
「まあ……最も、 悪ノリした明良が悪いんだけどな。 ちょっと、 待ってろ」
「えっ? あ、 あの……」
高橋さん……。
そう言いながら、 高橋さんは出て行ってしまった。
もう!
何でこんな時に、 立ちくらみなんか起こすのよ。 昔から急に立ち上がったり、 温度差のあるところだと立ちくらみがよくしていた。 だから、 今回もきっとそうなんだ。 現に、 静かに起き上がってみると、 先ほどまでグルグルまわっていた、 目眩のようなものもなくなってきている感じだった。
良かった。 長引かなくて……。
その時、 ドアをノックする音がすると同時に、 明良さんが顔を出した。
明良さん達も、 一緒かな。 だとしたら……この体勢でいるのは憚られたが、 起きられそうになかったので、 ソファーに横になったままジッとしていた。
「どうした?」
高橋さんの声がして、 足音が近づいてきた。
高橋さん……。
「大丈夫か? 炎天下に居すぎたかな」
高橋さんの手が、 おでこに触れた。 でも、 高橋さんの手がヒンヤリするどころか、 熱く感じられる。 高橋さんも、 暑い外に居たからかな。
「熱は、 なさそうだけど……。 ちょっと、 待ってろ。 ヤブ医者、 呼んで来るから」
えっ?
その言葉に反応して、 急いで起き上がった。
しかし、 その拍子にまた目眩がして気分が悪かった。
「待って下さい。 高橋さん。 もう、 大丈夫ですから。 ちょっと、 立ちくらみがしただけですから」
「いいから! そんな事言って、 本当は明良に会うのが恥ずかしいんだろ?」
うっ。
お見通しだったんだ。
「あれでも、 彼奴は医者の端くれだ。 区別は、 ちゃんと出来ているよ。 それに……その方が、 会いやすいだろ? さっき、 お前が逃げていったから、 明良も多分気にしているだろうし」
高橋さん……。
「まあ……最も、 悪ノリした明良が悪いんだけどな。 ちょっと、 待ってろ」
「えっ? あ、 あの……」
高橋さん……。
そう言いながら、 高橋さんは出て行ってしまった。
もう!
何でこんな時に、 立ちくらみなんか起こすのよ。 昔から急に立ち上がったり、 温度差のあるところだと立ちくらみがよくしていた。 だから、 今回もきっとそうなんだ。 現に、 静かに起き上がってみると、 先ほどまでグルグルまわっていた、 目眩のようなものもなくなってきている感じだった。
良かった。 長引かなくて……。
その時、 ドアをノックする音がすると同時に、 明良さんが顔を出した。


