パティシエ総長と歪な少女


チリンチリン……

どこかで聞き覚えのある鈴の音が遠くで聞こえた、と思った途端、気持ちのいい冷気に包まれた。

そして私は床に倒れ込んだ。


「いらっしゃ……って!腹パンちゃん!?どうしたんだよっ!!!」


あぁ、よりによってあのケーキ屋さんに入ってしまったのか。

聞き覚えがある声を聞きながら、私は意識を手放した。