教授の恋愛

「かんぱ〜い!」


お酒が運ばれ、宴会開始。

乾杯の音頭をとったのは俺。

周りに座っている学生に無理矢理やらされた。

笑顔で近くに座っている子とグラスをたたき合う舞岡さん。

もちろん、木下とも…。


「先生ー!さっきの話の続きなんだけど〜!」


さっきバスの中で俺に性事情を相談してきたやつ…。

一口だけお酒を飲んで、すぐに俺のとこにやってきた。


「あぁ!?言っておくけど俺は経験ねぇからな!」


自分の性事情すら不得手なのに他人なんて余計に無理だ。


「なら少ない経験とやらを教えてよ」