教授の恋愛

「舞岡さんも書いてみる?」

「えっ!?いいの?書きたい!」

「いいよ。はい」


舞岡さんにペンと紙を渡した。


なんか幸せだな…。


俺が作ったくじに舞岡さんの手が加えられていく。


共同作業みたいだ…。


「はい!できたよ!」

「よし!完成だな!」


こうしてくじが完成した。


「あれっ?由美も作ったの?」



ゆ…由美!?


今舞岡さんに話しかけたのは…木下…。

なぜ呼び捨てだ?

いつの間に呼び方を変えたんだ!?


「うん!どうなってるかなぁって思って見にきたら先生がくじ作ってたから…」