教授の恋愛

「先生!おはよう!」

「おはよう!」


ついに合宿の日がきた。

やけに張り切っている俺は学生より早く教室に着いた。

集合時間10分前になって続々とみんなやってきた。


「おはようございます」


ん…?

この声は…。

木下…?


「おはよう…」


木下は怪しい微笑みを浮かべていた。

何かを企んでいるに違いない…。


木下の目にビビっていたら廊下から声が聞こえてきた。

女の子の声。

楽しそうに、明るい喋り声…。


「きゃはははは!!あっ、先生おはよう!」

「おはよう!」


小野さんと舞岡さんが楽しく話しながら教室に入ってきた。