教授の恋愛

事務から封筒を受け取り、そのままゼミ棟へ向かった。


寒い風邪が吹き抜ける廊下を歩いていたら、騒ぎ声が聞こえてきた。


絶対俺のゼミだな。

あいつらはこんなに寒くても元気だけはあるんだな…。


教室に近づくに連れて声がでかくなってきた。


教室まであと5メートルぐらいになった時、突然教室から舞岡さんが飛び出してきた!


なんの騒ぎだ!?


「ごめんなさい〜!許して〜!」

「廊下はダメなんだぞ〜!お前オニ〜!」

「うっそ!?」


爆笑しながらはしゃいでいる。

舞岡さんはすぐに教室に入って行った。