「よし、終わった」

「まだ、」

「じゃあ優しい渚ちゃんはトイレでもいって時間をもてあそんでおいてあげようかな」

「待っててくれるんすか」

「ミステリアスでユーモアのある優しー魅力的な女の子なので」

「なんか増えてない?」

人によってはこの接し方もできない人がいるが、椿くんはこんな私をひくことはなく、ツッコんでくれるので素で話せる。

友人として持って仲良くなりたいなぁなんて思ったりもして。

「たーだぁいーまぁー!」

「おかえりーって早いね」

「そーなのはやいの!今日は自己紹介とか含めてミーティングでねー!」

「ていうか鈴音、和人くんバリイケメンやん。なんで言ってくれなかったのさ」

「いやー確かに顔は整ってるけど!長年付き合ってたらわかる。かずはめんどくさい!!‼」