年下王子様を攻略する方法

「かっこいい!もういいでしょ?ほら、バイバイ!」


そう言うと、あの綺麗な顔で笑い出す。


「本当、優香って可愛い。もう、いいよ。またね、優香。メールするね」


と、手をヒラヒラさせて行ってしまった。


なんなの、あの人。絶対、面白がってる。
どっちが年上なのか分からない。


それに、自分も嫌だ。こんなにドキドキする自分が嫌だ。


家に帰り、メールを見ると、篠宮から初めてのメールが届いていた。


“今度、どこかに行かない?”


え、これ、お誘い?
また、私はドキドキしてしまう。


とりあえず、“うん”とだけ返しといた。

色々、“いいね!”とか“楽しそうだね!”とか考えたけど、結局、“うん”と返した。