年下王子様を攻略する方法

それから、内藤先輩と12月の風物詩、イルミネーションを見に行った。


まだ、外は暗くないけど、それでも綺麗だった。


しばらく、イルミネーションの綺麗さにうっとりしていたら、内藤先輩が、


「大城。俺、大城の事が1年前ぐらいからずっと好きだった。だから、その、付き合ってくれませんか?」


内藤先輩は、私の目をみて告白してくれた。
だが、内藤先輩の後ろを通ったのは‥‥篠宮だった。


「返事は、今じゃなくていい。考えといて欲しい」


一瞬、篠宮と目が合った。だけど、すぐに目を逸らし、どこかへ行ってしまった。
篠宮は、可愛い女の子と一緒に歩いていた。


「大城‥‥?どうかしたか?」

「え、あ、ごめん!うん!分かった!あの、告白ありがとう」

「‥考えてくれたら、嬉しい」


そう言って、笑う内藤先輩を少し可愛いと思った。
だけど、あのドキドキはしなかった。