年下王子様を攻略する方法

「ごめんね。篠宮‥くん。うちのお母さんが。もう帰った方がいいかもしれない。外暗くなっちゃうし」


私はとにかく、お母さんが変な事を言うのではと心配で、篠宮に言う。


それに、対してお母さんも


「それもそうね。いのりん未成年だものね。よし。じゃあ、優香がいのりんの事を駅まで送って」

「え?」

「あ、別に大丈夫です。俺、駅まで行けます。ここからすぐだし」

「すぐだからこそよ。優香は、もう大学生だし。私が行ったって、酔ってるし?」

なんて、言って突然笑い出した。

‥送ってくか。


「篠宮くん、ごめんね。送ってく」

「本当にいいですよ。すぐですよね?ここから駅まで僕1人で行けます」


篠宮、謙虚
なんて、いい子なの


「いーや!送ってく!いい子には駅まで送ってやる!」

「‥ありがとうございます」

 
外に出ると、すでに真っ暗で少し寒かった。


「今日はごめんね。お母さんがあんなに突っ込んで」

「いえ。とっても楽しかったです。お母様、面白い人ですね」

「‥‥いい子だな」

「‥俺の事、良い子だと思ってます?」
 

と、不意に尋ねられた。