「わあ、きれー!
 彼氏さんセンスある~!

 咲、よかったね」





まるで自分のことのように、喜んでくれる明美に、胸がほわりと温かくなった。



それと同時に、最近芽生えだした、聞きたくても聞けなかった疑問がわきだす。





「明美、
 あ、あのね…?」





1度深呼吸し、勇気を出し、早口でその疑問を伝えた。






「え、えっちって
 どれくらい付き合ってから
 やるもんなのっ!?」





私の質問に、明美は、ぽかんと口を開けて固まってしまった。



その反応をみて、顔に熱が一気に集まった。




いくら親友だからといっても、このての話をするのは、やはり恥ずかしい。