そんな風に、まだかまだかと先生を待っていると、ふいに肩を叩かれた。 先生かと思い、振り返ったその先には、見知らぬ2人組の男達が立っていた。 私を見て、にやりと笑う。 その不気味な笑顔に身体が強張った。 「ねー、ねー、君さぁ。 クリスマスにひとりなの?」 「俺らもさぁ、2人淋しく いたとこなんだよ~」 「そーなんだよ。 一緒に遊ばない?ね?」 「遊ぼーよ。なぁ?」 男達は交互に私に喋りかける。