「い、いえ…、 喜んでもらえたなら すごく、嬉しいです…。 あ、あの、大事なこと まだ言っていないので、 言いますね…? せんせい、22歳の誕生日… おめでとうございます」 私がそう言うと、先生はふわりと笑った。 そして、私の絆創膏だらけの手においていない、もう片方の先生の手が私の頬にそっと触れる。 せんせいが、 ちかづく