辺りを少し見わたすと、スカイブルーのカーテンから、ちらりと覗く外の世界が目に入った。 (冬は陽が落ちるのが ホントはやいな…) 外は、もう薄暗くなっていた。 私は未だ空から降り続く、雪をぼんやりと眺めた。