「そ、そうだ! あ、あの、ケーキ! ケーキちゃんと 作ってきましたっ!! 今から食べましょう!?」 私は高鳴る胸を押さえながら、鞄の中からケーキの入った箱を取り出した。 「おー、待ってました!」 そう言って、はしゃぐ先生は子どもみたいで、笑えた。