先輩は逃げると思ったらしく、私を抱っこするようにして電気のスイッチを指示された。






『もう逃げないよ、逃げる力がない』



と、言うと…

私の言うことを無視するようにして寝室に移動した。








寝室にきた頃にはすでに洋服も脱がされ、早いもので下着だけになってしまっていた。





ただ、この人はなぜか綺麗に脱いでいない。

悔しすぎる!!!





『なんで脱がないの?』

「童貞か?」

『少しは協力してよ』



と、

言いながら脱がせるものの協力する気ゼロの先輩。







『何なの、このベルト』

「早く」

『ちょっと自分でやって』





暗くて見えないし、その上苦戦してる間も身体を触ってちょっかいを出してくるから更に出来なかった。





ムカついて先輩の体を叩いたらいい音がした。



へへへへ。

多分、効き目はないけど…些細な反抗。





「いった!痛くするよ」

『痛くしたら怒るよ』