頭の中で舜くんの笑ってる顔、仕事してる時の顔、甘えてる顔…色々な顔が頭の中を回り回っていた。




さらに会いたくなる。

そんなことを考えていると…






「舜のこと、心配くれてありがとう。それに好きでいてくれて」何て、言われてしまってしまって泣かないわけがなくて…我慢してた涙腺が爆発してしまった。





「泣かせちゃったかしら。ごめんね」

と、

言い、優しく抱きしめて背中をさすってくれた。






『私の家に向かってるときに事故にあってしまったみたいで…申し訳ありません』

「何言ってるの?凛ちゃんが謝ることじゃないわ。一つも悪いことしてないじゃない。」

『私がわがまま言ったから…』

「そんなのわがままじゃないよ」

「自分を責めるんじゃない」

『ごめんなさい』





舜くんが目を覚ましてくれるまで、色々なことを考えたけど…後悔しかなかった。




あの時、少しでも違う行動をしていたら…

と、思っていたら自分を責めないわけにはいかなかった。