舜くんがいないことに関して特にLINEは届いていないし、置き手紙もなくて…うなだれていると突然玄関の開く音がした。





『誰?』

「いつ起きた?」

『いま』





私の方へ近づいてきた舜くんに両手を伸ばしてアピールするとなぜかポカリを渡された。




最低!

相変わらず、こういう人なんだね…




コンビニに行ってきてくれたみたいで買ってきた袋を私の膝に置いてきた。





『ありがとう』

「体温計買ってきたから、測って」





私は舜くんの言われるがままに熱を測った。