『次こそ寝るよ…わたしゃ!おやすみ』


と、

今度こそ寝ようと思ったら…



舜くんが布団に入ってきて「もうこれで終わりにしような」と言ってキスをしてきた。





『わかった』



そう言って、私は舜くんに抱きついたことは覚えてるけど…それ以上のことは覚えていない。






次の日起きたら、既に先輩はいなかった。

仕事だから考えている暇はなくて…支度を急いだ。





けど、考えざるおえない。

ただただ、考え深かった…





碧と付き合ったらどんな形でも終わろうと思っていたけど…いざその関係が終わってみると寂しいという感情になっていた自分。




寂しいなんて抱いてはいけない感情になっていた。

あんなに嫌だったのに…求めてるとは恐ろしい話だった。